昔ここに薬師堂があって、税金を免れていたので「薬師免」と呼んでいます。昭和10年ころ道路工事の時、この墓地を発掘しました。出土した板碑は8基、その内年号の解るのは「建武4年(1337)」と「康暦2年(1380)」2基で、共に南北朝ころのものです。4基は完全な形のもので、2基は破片です。完全な形のものは時代的に新しさが感じられます。