皆野町では、平成24年12月に皆野町橋梁長寿命化修繕計画(橋長 15m 以上 10橋)を策定し、計画に基づき修繕工事を順次実施している状況です。平成26年7月から法定点検が施行され、1巡目の定期点検が完了したことにより、残りの 147 橋を含めて対象橋梁の健全性に関する基礎データの収集・把握が可能となったため、管理橋梁全体の157橋について、今後実施すべき予防的修繕や架け替えのための更なる効率的・効果的な「橋梁長寿命化修繕計画」を策定しました。
町が管理する橋梁は令和4年度(2022年度)末現在157橋です。このうち建設後50年以上の橋梁は約61%(96橋)ですが、10年後(2032年度)には約68%(106橋)と高齢化が進みます。従来の『傷んでから直す管理』を継続した場合、維持管理コストが膨大となり、道路利用者へ安全・安心なサービスを提供することが徐々に難しくなります。
橋梁長寿命化修繕計画は、橋梁点検を実施して損傷が軽微な段階から対策を実施し、維持管理に対する費用の縮減や平準化を図り、健全性を保持することが目的です。橋梁点検及び現状分析の結果を踏まえて、維持管理における基本方針や修繕等に掛かる概算費用を整理し、適正な維持管理に努めます。
皆野町橋梁長寿命化修繕計画.pdf