6月26日(日)、トレイルランニングの大会が皆野スポーツ公園を拠点に開催されました。豊かな自然の中を走るトレイル(未舗装の道)ランニングは、皆野町にうってつけの競技です。この大会誘致に中心となって取り組んでいただいたのは、三沢の若林樹好さん。コロナ禍の影響で2年越しでの実現となりました。
光栄にも記念すべき第1回大会のスターター役を務めさせていただき、800人を超えるランナーを見送りました。当日は、気温が30℃を超え、30㎞、50㎞を走る選手にとっては過酷な条件となりましたが、つらい表情の中にも楽しさや充実感が感じられ、応援する私も胸が熱くなりました。駆け抜けた山々、見渡した眺望、そして沿道からの温かい声援は、きっと選手の心にも届いたことと思います。
また、この大会を主催したプロトレイルランナーの奥宮俊祐さんは、地元への貢献を大切にされ、エイド(補給所)で選手に配付する飲み物や食べ物は可能な限り町内で調達され、スタッフの皆さんも町内に宿泊していただきました。多くの方とのつながりを創っていただいた結び人、若林さんをはじめ関係者の皆様に心より感謝申し上げます。早速、第2回大会の話も出ておりますので期待してお待ちください。
ちなみに、結び人という言葉。サテライトオフィスみなののスタッフさんの法被に書かれていた言葉を拝借しました。秩父に精通し、利用者と地元をつなげるコンシェルジュさんをこう呼んでいるようです。
皆野町にある2か所のサテライトオフィスも人と人のつながりを目的とした施設です。
サテライトオフィスというと、町外、県外の方がテレワークで利用する施設と受け取られがちですが、町民や町内事業者の皆さんにもご利用いただき交流が行われることで、新たなコト・モノが生まれることを期待しています。
そこで、このたび町民限定の無料プランをご用意いたしました(詳細は4ページ)。レーザー加工機やデジタルミシンなどの体験利用もできますので、ぜひご利用ください。
今後も、人と人のつながりを大切に、町民と手を取り合った町づくりを進めてまいります。
皆様お一人おひとりが、皆野町の結び人としてご支援いただけましたら幸いです。