先月は、秋の深まりとともに、町内各所で素晴らしい景色を目にすることができました。黄色の葉を降らす国神の大イチョウと姫イチョウ、光に浮かぶ紅葉鮮やかな秩父華厳の滝、鳥のさえずりを耳にしながら、桜ヶ谷から望む朝日と雲海。また、み~な公園から破風山上空に見た早朝の月も印象的なものでした。このほかにもさまざまな景色があったことでしょう。皆野町には、今なお豊かな自然、美しい景観が残されています。ただ、あまりに身近すぎてその価値に気付けていないのかもしれません。私は、改めてその価値を認識し、大切に受け継ぐとともに、地域資源としてこれからの町づくりに生かしていきたいと考えております。「そういえば最近、家と職場の往復しかしていないかも」というかたは、身近な自然を意識されてみてはいかがでしょうか。普段、目にしていても、見えていなかったものに気付けるかもしれません。
さて、師走を迎え、今年も残すところ1か月となりました。皆様も忙しい日々をお過ごしのことと思います。この「師走」という言葉。諸説あるようですが、師(僧侶)が、お経をあげるために東西を馳せる月という意味の「師馳す(しはす)」に由来するとの説が有名なようです。私も年末に入り、愛車の電動自転車「しばちゃん号」で町内を西に東に走り、町民の皆様とお話させていただいております。より良い町づくりには、皆様からのご意見・ご提言が不可欠です。見かけましたらお気軽にお声がけください。
また、皆様からの声を、しっかりと町の施策につなげていくためには、職員との意思疎通、思いの共有が不可欠です。5月から始めた全職員との個別の意見交換を終え、令和5年度の予算編成を始めるにあたっては、全職員を対象とした説明会を開催し、今後の町づくりに対しての思いや施策の柱について、熱く語らせていただきました。
加えて、今月から私の1か月分の活動報告を毎月ホームページに掲載してまいります。日々の活動についてもフェイスブックに随時掲載しておりますので、ご覧いただけましたら幸いです。
寒さが一段と厳しくなってまいります。健康にご留意の上、良いお年をお迎えください。