新編武蔵風土記稿に掲載の大字皆野字親鼻、三光山自性院跡地に残る単制六角幢です。 幢は宝珠が欠失していますが、笠は文字通り単制、幢身は六角で最大幅は39cm、各面には地蔵菩薩が浮き彫りされています。幢身上部に「元禄十五年壬牛(1702)」の紀年があります。現在、町内に存する石幢は3基で内2基は重制で残存数の少ない貴重な文化財です。