皆野町立皆野中学校

　本日（８日）の全校朝会では、１１月の「いじめ撲滅強調月間」として、人権について校長講話がありました。

「言葉と人権　ひとつの言葉」と題して、言葉の人権について話しました。

①父兄参観　→　保護者参観
②男らしく・女らしく　→　自分らしく
③肌色　→　薄だいだい・ペールオレンジ
④日清食品イラストＣＭ（大坂なおみ選手放送）が中止に...なぜ？
⑤保母さん　→　保育士さん
⑥看護婦　→　看護師
⑦女医　→　医師
このように時代が変わり、人権の意識が変わり、使用する言葉も変わってきています。

「キモい」とは、気持ち悪いという意味で、自分自身に対して使う言葉
「うざい」とは、うっとうしい、面倒くさいという意味で、自分自身の感情で使う言葉

しかし「キモいんだよ」「うざいんだよ」を使うと、相手を攻撃することなってしまう。
相手に対して発する言葉ではない。

相手を気持ち良くしてくれる言葉を使う。

「さ」さすが
「し」しびれる　新鮮だね
「す」素晴しい　素敵
「せ」センスあるね　誠実だね
「そ」その通り　そうですね
生徒の皆さんもそんな言葉を使うよう意識してください。

『ひとつのことば』北原白秋
ひとつのことばで　けんかして
ひとつのことばで　なかなおり
ひとつのことばで　頭が下がり
ひとつのことばで　心が痛む
ひとつのことばで　楽しく笑い
ひとつのことばで　泣かされる
ひとつのことばは　それぞれに
ひとつのこころを　持っている
きれいなことばは　きれいな心
やさしいことばは　やさしい心
ひとつのことばを　大切に
ひとつのことばを　美しく

今月の生活目標は
「いじめゼロ　いだいた決意を　行動に」
・言葉を言う前に３秒考えてから口に出そう
・感謝の気持ちを言葉にしよう
・支える気持ちを行動にしよう
です。

　普段つかっている自分自身の言動について、じっくり考える１１月にして欲しいと思います。