2016年10月3日
今朝は全校朝会がありました。校長先生から「凡事徹底-当たり前のことを大切にする」についてお話がありました。普段から心がけていくことで、とても生活が充実していくと思います。
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当たり前のことを徹底的に行うことを、「凡事徹底」と言います。最近では、ABC理論という表現もあります。「A当たり前のことを Bばかにしないで Cちゃんとやる」ということです。
たとえば、あいさつ・返事・言葉づかい。時間やルールを守る。清掃・整理整頓・靴揃え。人の話を静かに聞く。忘れ物をしない。授業の準備をしっかりする。宿題、予習・復習、皆野っ子自主学習ノート。
そういった当たり前のことをばかにしないでちゃんとやることが、学校だけでなく、これから先の世の中を生きていく上で大切なことなのです。
「勉強」「部活」「学校行事」の三兎を追え!と言っているのは、中学校生活という限られた時間の中で、気持ちを切り替えるという当たり前のことを鍛えているのです。実は気持ちの切り替えがうまくいかないのが人間の弱さでもあります。だから毎日、小さくて目立たない気持ちの「切り替え」という作業をとおして、自らを鍛えていくのです。
「チーム皆中」と言っていますが、皆が支え合い、助け合う仲間づくりをしていくことが大事です。私は、人間は本来「直接対話」することが当たり前の大切なことだと思っています。対話の中で、相手の気持ちを感じ取ったり、自分の思いを伝えたりすることができるのではないでしょうか。
人の悪口や傷つく言葉を言わないと心に誓っても、対話の中で、知らないうちに相手を傷つけてしまうことがあります。素直に「ごめんなさい」や「ありがとう」を言う場面も直接対話の中だと思います。日常の直接対話の積み重ねの先に、支え合う仲間関係という大きな目標も見えてくると思います。
「凡事徹底」の姿勢で生きていくと、自分の基礎・基本、軸足が定まってきます。周囲に流されない自分自身を確立することができます。
当たり前のことを大切にする皆中生であってほしいと願います。
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また放課後には、英検受かろう会(英語検定に向けての勉強会)が行われ、級ごとに過去問に取り組んでいました。今日で2回目の学習会(オリエンテーションを含めると3回目)でした。準2級の指導には豊田教育長さんが直接あたってくださいました。これから社会はどんどんグローバル化していきます。外国の人とのコミュニケーションに英語はとても大事です。積極的に勉強して、英語に強くなっていきましょう!