名称 | 所在地 | 指定日 | 公開 |
---|---|---|---|
薬研掘 | 埼玉県秩父郡皆野町大字三沢1855先 | 平成26年3月20日 | 自由 |
薬研とは、主に漢方の薬種を細かい粉状にする器具です。V字形で、中が深く窪んでおり、これに薬種を入れ、軸のついた円板状の車輪のようなものをきしらせて押し砕きます。
この堀は、薬研のように石がV字形に積まれているので、長さは約20m、幅80~90cm、深さ約1mです。狭い底の部分は水の勢いで削り取られないよう、特に堅牢に造られています。また、上部にいくにつれて幅が広くなっているので、流水が増えてもあふれないように工夫されています。