地域おこし協力隊の奥村隊員、松藤隊員の活動も3年目を迎えました。コロナ禍で活動が制限される中、それぞれ「外国の旧車」、「キャンプ」を切り口に、町に人が集まる仕組みづくりを、一歩一歩着実に進めています。
3月には、奥村隊員が「ミナノとミラノは一文字違い」ということで「勝手にイタリア祭」を開催。伝統あるヤマブ味噌蔵にイタリアの旧車、食・文化が集いました。皆野高校生も実習として「なんちゃって!?みそぽてサブレ」を販売し、イベントを盛り上げてくれました。「勝手に」「なんちゃって」。自由なネーミングも、ワクワク感を醸し出す”ミソ”だったようです。
松藤隊員も、キャンプ場「僕らのミナノベース(三沢地内)」の夏オープンに向け、急ピッチで作業を進めています。目指すは「人が集まる磁場」。2人の活躍に今後もご期待ください。
さて、5月14日(日)、2回目となるトレイルランの大会が皆野スポーツ公園を起終点に開催されます。千人規模のランナーが、50㎞と30kmのコースに挑みます。過酷なレースの一番のエネルギー源は、沿道からの応援です。ランナーを見かけた際は、大きな声援をよろしくお願いします(私も参加します)。
新型コロナウイルス感染症の発生から3年。5月から、感染症の類型が2類から5類に変更されるなど、国の対策方針も大きく転換されようとしています。町においても、4年ぶりとなる天空のポピー、秩父音頭まつりなどの行事をしっかり開催し、町民の皆様の心に元気を、地域に活力とつながりを取り戻しながら、失ってはならない町の伝統、歴史、文化を守っていきたいと考えております。皆様のご理解をお願いいたします。