昨年8月号、初回コラムでご紹介したサテライトオフィス・みなのLABO。すでに利用されたかたもいらっしゃると思いますが、場所は大渕地内にある㈱二ノ宮製作所さんの工場内。別の区画には、全国でも活躍するTTS OHANA 卓球クラブもあり、地域に元気を発信する拠点となりつつあります。
5月26日(金)、「知事のふれあい訪問」があり、大野知事と関係者の皆さんによる意見交換が行われました。施設見学では、卓球クラブの代表・小野さんのサーブを知事が見事に打ち返し、拍手が沸き起こる場面も。「卓球クラブは、少し寂しくなった地域に子どもの声をたくさん届けてくれ、サテライトオフィスは色々な会社、外部のかたがたを連れてきてくれました。」と笑顔の二ノ宮社長。大野知事からは「スポーツ、デジタル、色々なタレントが集まることで化学反応が起こる。私もよい刺激を受けました。」とのコメントをいただきました。サテライトオフィスの出浦社長は、施設の利便性を高めるため、今後は他の地域のサテライトオフィスともつながっていく考えとのこと。化学反応は、ますます進みそうです。
一昔前は、デジタル=冷たい、無味乾燥というイメージでしたが、コロナ禍を経て、人と人をつなぐものといった温かみのあるイメージも加わったように感じます。町でも行政サービスのデジタル化を進めており、今年度から、住民票の写しや税の証明書などをコンビニで取得できるようになります。役場に来なくてもすむ手続きを増やす一方で、省力化により高齢者などの対面での案内や説明が必要なかたに、より丁寧な対応ができるようになる、そんな温かみのあるデジタル化を進めていきたいと思います。