町の重点施策「未来を拓く人を育む町づくり」の主要事業、新学校給食センターの建設に向け、このたび基本計画を策定しました。この計画は、老朽化している施設の現状や課題、今後の児童生徒数の推移などを踏まえ、施設整備の基本方針を定めたものです。建設場所は、ビレッジハウスみなの(旧雇用促進住宅)の駐車場用地の一部として貸し出している町有地です。子どもたちがより安心して、楽しい給食の時間を過ごすことができるよう、アレルギー対応食の提供が可能な施設とします。昨今の建設資材や人件費の高騰の影響もあり、事業費も大きくなる見込みであるため、健全な財政運営の観点からも内容の精査を行なったうえで、令和8年度の運用開始に向け、着実に取り組んでまいります。
さて、9月15日(金)、長生クラブ連合会の研修旅行に参加し、横浜市民防災センターを訪れました。約80人の参加者とともに、消火器による初期消火、地震発生時にとるべき行動などについて、体験をとおして学んでまいりました。何より心強く感じたのは、皆さんがお元気であること。これまでも繰り返し災害発生時における「自助」「共助」の重要性に触れてきましたが、高齢化率の高い当町にあっては、一人でも多くの皆さんが、お元気であることが「自助」であり「共助」でもあるのではないかと認識を新たにしました。
また、8月には社会福祉協議会が行なっている、ひとり暮らし高齢者見守り活動に同行しました。毎月の訪問を心待ちにされているご様子で、乳酸菌飲料をお持ちすると皆さん笑顔で迎えていただきました。会話を楽しみながら、見守り活動の大切さを実感するとともに、この活動にご協力いただいているボランティアの皆さんに心から感謝申し上げたいと思います。
今後も、皆さんと顔を合わせ、言葉を交わしながら、人に優しいまちづくりを進めてまいります。