町を元気にするためには、町の経済と雇用を支える地元企業の活性化が不可欠です。
まず今年度は、物価高騰対策として町内全事業者を対象とした支援、また物価高騰の影響を受けている中にあっても、新たな取組にチャレンジする町内事業者への支援として、国の地方創生臨時交付金を活用した3つの補助メニューをご用意しました。
また、来年度以降の活性化策の企画立案に生かすため、今後事業者アンケート、企業訪問を行います。皆様の声をしっかりと聞き、皆様が求める支援、実効性のある取組につなげていきたいと思います。
また現在、暮らしの足を守るため、地域公共交通の見直しを進めていますが、それを補完する役割も果たす、移動スーパー事業をウエルシア薬局(株)様と連携し実施することとしました。高齢者などの生活支援や地域の見守り、コミュニティの活性化など、皆様の安全・安心につながるものと思います。
このほか、ものつくり大学の学生と町民の連携により、町の中に面白いことを起こす拠点づくりなど、町ににぎわいを創出する事業を進めていきます。
少し話題が変わりますが、これら取組に必要な予算が審議・可決された6月議会では、議長を除く11人の議員全員から一般質問があり、2日間で60人を超える傍聴がありました。
町長就任後、初めての定例会。大勢の皆様に関心を持っていただいたことを、大変ありがたく感じています。
今後より一層の、皆様のまちづくりへの積極的な関わり、参画を期待しています。
皆野町長 黒澤 栄則