○○の秋と言えば?と聞かれたら、皆さんは何と答えますか。食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋、いずれにしても良い季節ですね。
食欲の秋。町の特産品、ぶどうは今年も甘く実りました。最近はちちぶ山ルビー、シャインマスカットが大変人気ですが、農家さんにコトピーという可愛い名前のぶどうを勧められて初めて食べてみました。これまたおいしい。秩父で栽培している農家さんは少ないようです。来年のご参考まで。
スポーツの秋。今年の皆野中学校体育祭のスローガンは、「勝(かっ)負(ぱ)笑(え)美(び)戦(せん)~勝っても敗れても笑って楽しく戦う~」。借り物競争では、「帽子を被った人」のカードが出るたびに生徒に手を引かれ、4回もゴールテープを切ることになった保護者のかたも。真剣勝負の中、笑いのツボもしっかり押さえ、楽しい体育祭となりました。
芸術の秋。山梨県立文学館で11月24日まで開催される「金子兜太展」のオープニング・セレモニーに、町内関係者の皆さんと参加しました。兜太先生の俳句の魅力、奥深さ、そして人柄がしのばれる貴重な作品・資料が多数展示されています。皆さんにもぜひお訪ねいただきたいと思います。
読書の秋。自然と手にするのはまちづくりに関する本。ご依頼をいただいた講演会でも、町の取組、想いを熱く語らせていただいています。少し頭の切り替えも必要と、経済小説なども読んでみますが、ジャンルの異なる本を読むことで、まちづくりに生かせる気づきを得られるかもなどと、結局、何でも結び付けて考えてしまう今日この頃です。
皆野町長 黒澤 栄則