なぜ、万博を始めたのか?
それは、これからのまちづくりに向かって、町(行政)だけなく、町民、事業者、町に関係してくれる皆さんと想いを一つに、一歩、一歩、歩みを進めていきたいから。
地方創生。その大きな柱の一つは東京一極集中を是正し、地方への人の流れを創ること。その実現に向け、町でもこれまでさまざまな取組を進め、一定の成果を上げてきました。しかしながら、東京と地方という対比の中で、外へ外へと目線が向き過ぎていたのではないか。外への発信、外との交流の前提、土台として、内への発信、内での想いの共有、機運の醸成が、もっと必要なのではないか。取組を進める中でそんな想いを強くしてきました。町が、さまざまな連携の中で進めようとしている取組はどんな内容なのか。どんな想いで進めようとしているのか。皆さんに、熱量、肌感も合わせ、直接伝えたい、直接感じてほしい。そんな想いで万博を始めることとしました。
万博のチラシのイメージに込めた想い。それぞれが持つ皆野町を形作るピースが、一つでも欠けたら皆野町にならない。一人ひとりの参加意識が何より大切。
私がまちづくりに掲げる合言葉は「みんなでみなの」。共に想い、共に創るまちづくりに欠くことのできない一人として、いっしょに取り組んでいただくこと、そして次回の万博にはより多くの皆さんにご参加いただけることを切に願っています。
終わりに余談ですが、この万博。私は、職員に「町政の報告会を企画してほしい」と指示しました。我ながら味気ない指示をしたものだと今になって思いますが、職員から上がってきた企画は、「みんなで皆野 まちおこし万博」私の想いをカタチにしてくれる職員に感謝と心強さを感じながら、これからも皆さんと共に取組を進めてまいります。