子どもたちの様子が気になる5月の連休明け。幼稚園、小中学校の授業を見学しました。幼稚園では英語のお勉強をしていた園児たちが「Nice to meet you」と元気いっぱいに、ハイタッチで迎えてくれました。小学校では、廊下ですれ違った児童が「あっ町長だ。黒澤、何だっけ?」と一言。覚えてもらえるようにもっと頑張ります。中学校では、生徒たちは周りを騒がせないよう、ひそひそと「町長さんが来た」といった感じ。だんだんと社会性を帯びていくんだなぁと一人感慨にふけってしまいました。
今回の授業見学の目的は二つ。一つは、現場を知り、子どもたちの学びや教育環境を少しでも良いものにしたいから。もう一つは、子どもたちや先生と少しでも時間を共有したいから。実は、見学に加え、園長・校長先生との懇親会も行い、熱く意見交換しました。町長就任を機に始めたものですが、皆野町以外では皆さん経験したことがないそう。7月から8月頃には、特別支援学級、特別支援学校に在籍している児童生徒の保護者の皆さんとの意見交換会も予定しています。これも皆野町では初めての取組です。
授業見学の際、皆野小学校の玄関に「埼玉県教職員MOTTO(モットー)」が掲げられていました。未来を創る、こどもたち。未来を育てる、わたしたち。~未来への責任~
これからの未来を創る子どもたちが、自分の可能性を存分に発揮し、社会で活躍ができるよう、その成長を支え後押しをすることが教職員の使命であることを表現したものだそうです。
2年後の小学校の統合は、縮小ではなく、より良い教育の実現に向けた予算と資源(ヒト・モノ・コト)の集中と考えています。
これからも、子どもたちのことを中心に、保護者の皆さん、そして教職員、地域の皆さんと現状や課題を共有しながら、まちづくりの柱である教育の充実を図ってまいります。