さまざまなチャレンジをした今年の秩父音頭まつり。めざす「町民が楽しむまつり」に向かって、確かな一歩を踏み出せたと感じています。世界一周大学、地域おこし協力隊プロデュースによるタイムスリップ横丁も大変なにぎわいとなりました。矢尾さん公認、レストラン森永の「エンゼル焼き」も大人気。私も合間を縫って向かいましたが、時すでに遅し。来年の楽しみとなりました。
流し踊りコンクールでは電飾衣装やお殿様のかつらなど個性豊かな装いのチームも。多彩な演出があったからこそ、正調秩父音頭の魅力も際立ち、改めてその素晴らしさを感じることができました。
当日は、関口昌一参議院議長にもお越しいただきました。やはり三権の長。多くのSPに囲まれ、厳重な警護体制。お祭りを気軽に楽しむという訳にはいかないようです。翌日は全国戦没者追悼式に参列された後、急ぎ戻り長瀞町の船玉まつりへ。皆野町、秩父地域を大切に想っていただいていることに心から感謝を申し上げます。
また、史上初めて県内町村長の皆さんが踊りコンクールに参加。「楽しかった」「来年も出よう」と、とても満足いただけた様子。都合により踊ったのは役場前・おまつり広場の会場1か所のみではありましたが、同じ時を過ごし、同じ体験をしたことに大きな価値があったようです。秩父音頭まつりの魅力の一つは、「体験」なのかもしれませんね。
来年に向かって課題(より楽しいまつりにする種)もいくつも見つかりました。秩父音頭まつりは自分たちで育てるまつり。来年、その種がしっかり芽を出し、より大きな「楽しさ」の花を咲かせられるよう、いっしょに取り組んでいきましょう。