この2本の柱は橋の欄干の端につけられたもので、親柱といいます。初代の郷平橋は、明治19年3月に完成の「木鉄混合トラス橋」で秩父新道開削にともない架設されました。わが国の最も古い時代のトラス橋に属するものです。架橋時右岸は小柱村、左岸は大渕村、橋は秩父・群馬を結ぶ要衝として今の橋に替わる昭和40年9月までの80年間の長きに亘って役割を果たしました。