名称 | 所在地 | 指定日 | 公開 |
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薬王寺のやぐら | 埼玉県秩父郡皆野町大字野巻186-1 | 平成26年3月20日 | 自由 |
「やぐら」は谷間の斜面岸壁に穴を掘ったことから谷倉とも書き、岩倉が転訛したとも言い、物を貯蔵する倉や墓所として利用しています。
特に鎌倉時代から室町時代に山腹を横穴式に掘り、中に納骨したり五輪塔板碑等を納め墓所としており、鎌倉地方に多く見られます。薬王寺の「やぐら」が造られた年代は不明ですが、中に開基逸見氏の先祖のものと思われる五輪塔板碑がまつられており、埼玉県唯一のもので大変貴重です。