6月号の広報に掲載された「なりきって書こう(自転車)」という作文を読みながら、考えさせられました。 自転車になりきって見た景色や感じたことが、温かく描かれていました。 なりきってみる。簡単なようでいて、実際にはなかなか難しいものだと思います。 私たちは日々、多くの情報や条件の中で物事を考えています。行政の仕事も、法令や予算、公平性など、さまざまなことを考えながら判断しなければなりません。それはとても大切なことです。 一方で、考えなければならないことが増えるほど、どうしても条件や事情に目が向きがちになります。気が付くと、物事を自分の立場からだけ見てしまうこともあるのかもしれません。 相手はどのように感じているのだろうか。どのような景色が見えているのだろうか。そうした視点がおろそかになっていないだろうか。作文を読みながら、そんなことを考えました。 それは決して新しいことではありません。誰もが大切だと分かっていることです。しかし、分かっているつもりだからこそ、気が付かないうちに後ろへ下がってしまうこともあるのかもしれません。 相手の見ている景色に思いを巡らせること。その大切さを改めて心に留めたいと思います。
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