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えのき広場

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講話朝会

2020年11月11日

11月10日(火)の朝、講話朝会がありました。

放送によるものでしたが、教室では全校児童が腰骨を立ててしっかりと聞くことができました。

校長先生の話の内容は以下の通りです。

「人にやさしくしていますか」

おはようございます。
今朝は、私から、放送でお話をします。しっかり聞いてくださいね。

今日の話は、「人に優しくしていますか。」というお話です。

どうですか? 友達に優しくしていますか?
友達がうれしくなるような言葉をかけていますか?

もしかしたら、反対に人が嫌がることを言ったり、誰かに意地悪なことをしたりしていませんか? 私は皆さんに優しい人になってほしいと思っています。それはどうしてなのかを今日はお話ししたいと思います。

はじめに、ひとつ問題を出します。
「どうして、人に意地悪をしてはいけないのでしょう?」
「どうして、人がいやがるようなことをしてはいけないのでしょう?」
理由を考えてみてください。考えられた人は言わなくていいので黙って手を挙げてみてください。

手を下ろしていいですよ。では答えを教えますね、
今までも子供たちにこの問題を出すと、一番多くなる答えがあるんです。それは、「その人がかわいそうだから。」という答えです。皆さんの中にもそう思った人はいたでしょうね。

その通り、いい答えですね。でも答えはそれだけではないのです。90点くらいかな。
もっと大切な理由、わけがあるのです。それを教えますね。

「どうして、人に意地悪をしてはいけないのでしょう?」
「どうして、人がいやがるようなことをしてはいけないのでしょう?」

教えますよ。それは、人の嫌がることを言ったりしたり、意地悪をしたり、いじめたりすると、自分の心が汚れていくからなんです。自分の心が腐っていきます。
顔もそうです。人に意地悪ばかりしていると意地悪そうな顔になっていきます。反対に
人に優しくしている人は、優しい顔になり、イケメンや美人になっていきます。
人の嫌がることをすると、本当にかわいそうなのは相手の人ではなくて自分自身なのです。

反対に人に優しくしたり、人を助けたりすれば自分の心はどんどんきれいになっていきます。自分のことをいい人だなって思えれば、自分のことが好きになり、自信も生まれることでしょう。

そもそも君たちは、誰かに意地悪をしたり、誰かを傷つけたり、誰かを不幸にするために生まれてきたのではありません。その反対で、誰かに優しくしたり、誰かを幸せにしたり、誰かを笑顔にさせたりするために生まれてきたのではないでしょうか?

君たちが生まれた時、家族の人はとても喜び、とても幸せな気持ちになり、笑顔になったのです。君たちの存在が周りのひとを幸せにしているのです。
ですから、誰かに嫌な思いをさせたり、意地悪をするなんてもってのほかなんです。

もしも今、誰かとケンカをしている人、ふざけて悪口を言ってしまった人、むしゃくしゃしていて人が嫌がることをついついしてしまった人、そんな人がいたら、今考えなおして、謝って仲直りをした方がいいと思います。自分の心が汚れてしまわないよう、心がきれいな人になれるよう、人に優しくしてほしいなと心から願っています。

皆小の子供たち全員が笑顔でいられるよう、お互いに優しくし合ってほしいと心から願っています。

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