2017年4月13日
「まずは、学校って楽しいって思ってもらいたいんです。」柳先生の子供を想う愛情に裏付けられた笑顔はじける可愛い1年生。さて、12日より、元気に安全に登校班で登校できた1年生です。4月中は、保護者の方にお迎えをお願いしています。12日。はじめてのお迎えの日。ある保護者の方が、職員室の窓口にて、「お伝えしたいことがあるのですが。」と…(なんだろう?何か問題でもあっただろうか?)正直心配に思いながら返答。話をお聞きすると、こんな内容でした。実は、昨日、写真撮影の後、イスの片付けがありました。1年生のイス7脚を5・6年生に運んでもらったのです。そんな時、その保護者の方が、手伝って下さったのです。そうした所、ある男の子かこう言ったのだそうです。「あっ!すみません!僕がもちますから!大丈夫ですよ!」まずその気遣いや優しさに感動したそうです。そして、その保護者の方がイスを運び終わったその時。ある女の子が深々と頭を下げて「ありがとうございました!」と言ったそうなのです。実に感動したそうです。感心したそうです。「新しく1年生を預ける親としても、そんな素晴らしい学校に預けられるのは安心だし、有り難いです。本当にいい教育をしていただいているということがよくわかりました。」ということでした。有り難いことです。そうなのです。むしろ、有り難いのは、学校もそうなのです。そのように、児童を見て下さり、わざわざ、報告して下さる保護者にも恵まれている。そう思うのです。本当に有り難いことです。家庭と学校と地域が三位一体となって密に連携・連動した教育。なにか大きな行事をやるとか組織を立ち上げることも大事かもしれません。しかし、家庭と学校と地域が三位一体となって密に連携・連動した教育って、まずは、こういうことなのかな。とも思いました。本校の指導の基本的スタンスの1つに「褒めて育てる教育の実践」とあります。長くなりましたが、ご理解とご協力をいただき、本当にありがとうございます。本年度もどうぞ宜しくお願い致します。