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H29 学校だより7月号

2017年7月4日

紫陽花の花が咲き誇り、梅雨の晴れ間には、プールから子どもたちの歓声が響き、夏の訪れを予感させてくれます。6月30日に行われた授業参観・懇談会では、多くの保護者の皆さんにご来校頂きありがとうございました。さて、子どもたちの言葉が乱れているということをよくよく耳にします。「バカ」「マジ、ムカつく」、「うざい」、「キモイ」、「死ね」など、ぞっとするような言葉を聞くこともあります。大人の世界で聞くような「タメ口」もあります。テレビやゲームなどの影響だとも言われることもあります。もちろん学校でも厳しく指導しますし、家庭でもしっかり注意されていると思います。ではいったいどうして子どもたちからこんな言葉遣いが出てしまうのでしょうか?理由の一つに、自分とは違うタイプの他の子をけなすことで、自分の安定を図るということが考えられます。
この背景には子どもたちの仲間づくりの力が不足していることが考えられます。人は互いに違いがあって当たり前、自分が他人に受け入れられ、また自分も他人を受け入れることからコミュニケーションが始まるわけですが、そんな経験が不足しているのではないでしょうか? 子どもたちにそんな経験をさせてあげるのは私たち大人の役目です。大人は、まずは子どもの思いをしっかり聞き、その思いを持っている子ども自身をしっかり認めるところからスタートして、他の立場や見方・考え方をじっくり説明してあげることで、子どもの視野が広がっていくと考えます。
子どもの言葉遣いは、私たち大人のコミュニケーションり在り方を写しています。子どもの言葉遣いが気になった時、私たち大人が普段使っている言葉を振り返ってみたいと思います。
子どもたちには、家族の人や友だち、先生だけでなく、是非いろいろな世代の方々と話す機会を得ることで、色々な見方・考え方に触れ、他の人への思いやりが生まれると考えます。地域の皆様にも、子どもたちへのお声がけをぜひよろしくお願いたします。

 

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